保有船舶

当社が保有する多種多様な船舶と、その役割をご紹介します。

タグボート

喜入基地に入港するタンカーが原油桟橋へ安全に着桟・離桟できるよう、4400馬力のエンジンを搭載したタグボートがサポートを行います。
また、各船には放水銃を備えており、万が一喜入基地やタンカーで火災が発生した場合にも消火作業が行える、強力な消防艇としての役割も兼ねています。

タグボート:第一喜入丸
タグボート:第二喜入丸
タグボート:第三喜入丸

多目的作業船

タンカーと原油桟橋を係留するためのロープを渡す綱取作業や、万が一漏油が発生した際に海上への流出を防ぐオイルフェンスの展張作業、船用品・資機材などの運搬作業には多目的作業船を利用します。
また、各船はタンカーの乗組員等を運ぶ通船としても利用が可能です。

多目的作業船:きく
多目的作業船:さくら
多目的作業船:つわぶき
多目的作業船:うめ

通船

タンカー乗組員やタンカーへの来訪者を乗船・下船させるため、最大48名まで運送可能な通船が発着所とタンカーとの間を往復し、乗客の安全・確実な運送を行っています。

通船:からくに

油回収船

万が一漏油事故が発生した場合に備え、油を回収するための設備を船体上に装備した油回収船を待機させています。

また、普段はダイバーの潜水作業船として使用しており、船内に搭載する高圧コンプレッサーやエアーコントロール装置、ダイバーとの連絡装置によって水深55mまでの潜水作業を可能にしています。

油回収船:たかくま

潤滑油貯油バージ

大型タンカーは燃料となる重油のほか大量の潤滑油を必要とするため、配備する潤滑油貯油バージによって入港したタンカーへ潤滑油の効率的な供給を行っています。

本船は台船のため自航はせず、多目的作業船がタンカーまで曳航したうえで「バージ内からのポンプ注入」または「ドラム缶納入」によって潤滑油をタンカーへ供給します。

潤滑油バージ:まりんるぶⅡ

防災船

ENEOS根岸製油所における防災業務を行うため、当社の防災船「シーブリーズ」を横浜港へ配備しています。

防災船:シーブリーズ