当社が保有する多種多様な船舶と、その役割をご紹介します。
喜入基地に入港するタンカーが原油桟橋へ安全に着桟・離桟できるよう、4400馬力のエンジンを搭載したタグボートがサポートを行います。
また、各船には放水銃を備えており、万が一喜入基地やタンカーで火災が発生した場合にも消火作業が行える、強力な消防艇としての役割も兼ねています。
万が一漏油事故が発生した場合に備え、油を回収するための設備を船体上に装備した油回収船を待機させています。
また、普段はダイバーの潜水作業船として使用しており、船内に搭載する高圧コンプレッサーやエアーコントロール装置、ダイバーとの連絡装置によって水深55mまでの潜水作業を可能にしています。
大型タンカーは燃料となる重油のほか大量の潤滑油を必要とするため、配備する潤滑油貯油バージによって入港したタンカーへ潤滑油の効率的な供給を行っています。
本船は台船のため自航はせず、多目的作業船がタンカーまで曳航したうえで「バージ内からのポンプ注入」または「ドラム缶納入」によって潤滑油をタンカーへ供給します。